和服を洋服にリメイク 75歳の河原さん初個展 (2010/09/09)

kimonoremake.jpg 和服を洋服にリメイクする仕事を始めて23年。小樽在住の河原幸枝さん(75)が、がんの闘病生活、母親・妹の死、父親の介護などの苦労を乗り越えて制作した作品を、小樽運河沿いにある喫茶店「小樽倶楽部」(色内2)で展示している。

 河原さんは、札幌生まれ。北海道文化服飾学院を卒業し、20歳で結婚、小樽に移り住んだ。ブライダルハウスBIBIの洋裁師として、ウェディングドレス、フォーマルウェアを作り、ブライダルファッションショーにも作品を出品した。

 1987(昭和62)年、稲穂町にアトリエ「もーどゆきえ」を開店。タンスの中に眠っている着物を洋服にリメイクする仕事を始めた。親交のあった中国人留学生が、着物リメイクで有名なヤスアカノ氏の通訳をしていたことがきっかけとなり、同氏のファッションショーや展示会を見学。その活動力や作品に刺激を受け、制作意欲をさらに燃やした。

 その矢先、肝臓がんで約2年の闘病生活を送ることになり、2005(平成17)年にアトリエを閉店。妹や母親が逝去し、さらに父が心不全で倒れるなど苦労が重なった。河原さんと娘の介護により今ではすっかり回復した父親から「作品作ったのにもったいないな」との一言。この言葉に後押しされ、75歳の記念に初めての個展を開催することに。

 個展には、23年で3,000枚以上のリメイクを行った熟練の技術で蘇った結婚式用の洋服、カジュアルな洋服など65点を展示。河原さんの作品は、着物の風格をそのまま残しながら、誰でもゆったりと着こなせるところが特徴。洋服を着ていないかのような軽さも評判だ。

 「歴史的建造物の中で輝きを増す作品をぜひ手にとって見てもらいたい」と来場を呼びかけている。

 作品展「再・彩・布」は、9月12日(日)10:00~18:00(最終日16:00)まで。

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