「第4回小樽クラシックカー博覧会」 全国の愛好者集う 


classiccar.jpg 8月22日(日)、クラシックカー愛好者が、全国各地から小樽市総合博物館(手宮1)に集まり、自慢の愛車を披露した。
 これは、クラシックカーの愛好者たちが、若き日の想い出と懐かしさ、自動車の歴史や変遷、文化的価値をアピールする「第4回小樽クラシックカー博覧会」。1988(昭和63)年以前に製造された二輪以上の国産車・外国車が、約70台、同館敷地内に勢揃いした。
 愛好者たちは、100年の歴史を持つ手宮の鉄路や鉄道車両に沿って自慢の車を並べ、その魅力をアピール。日本一遅い車という「マツダキャロル(KPDA・1967)」、完成まで25年かかった「ケンメリGT-R レーシングレース専用車(KPGC110・1973)」などの70台の車両が、来場者の目を楽しませた。車内などを見ながら、「やっぱりアナログメーターが良いな」などクラシックカー談義に花を咲かせる人が多く見られた。
 今年は初めて二輪も展示された。各年代の本田技研のベンリィが並べられ、札幌から来た石井佐祐里さん(23)と藤田絢子さん(24)の2人は、「形が格好良いというよりも可愛い」と興味津々。オーナーの計らいで、クラシック二輪に跨り、記念撮影に興じていた。
 小樽クラシックカー博覧会