アイヌの美300点 市総合博物館で展示 (2010/07/19)

DSC021782.jpg アイヌの人たちの衣服や木彫品、生活用具、工業品など約300点が、小樽市総合博物館本館(手宮1)に飾られている。

 財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構(中村睦男理事長)主催の全国巡回展「平成22年度アイヌ工芸品展『アイヌ-美を求める心』」。

 小樽を皮切りに、神奈川県と沖縄県の2ヶ所を巡り、「アイヌの人たちの生活用具・工芸品の展示をとおして、アイヌの人たちが創造してきた『美』に触れ、その生活文化を知って頂きたい」としている。

 小樽市総合博物館では、7月17日(土)から9月5日(日)まで開かれる。木綿製の晴れ着「ルウンペ」、木製の盆「イタ」、人間の祈り言葉や献酒を神々に届ける道具「イクパスイ」など、貴重な生活用具や工芸品など約300点を展示。同館では最大規模の特別展という。

 神々に祈る際の必需品である「イクパスイ」は、平板に文様を彫刻したものや、舟、器物、動物などを立体的に掘り出したものなど、様々な種類がある。北海道アイヌは平板で、サハリンアイヌは素材の形をそのまま生かしている。中には、江戸時代の和人に注文して漆を塗った「イクパスイ」もある。

 鰊漁で得た金で和人から購入した漆塗りの生活用具も飾られている。これは、アイヌの人たちが、自身の富の象徴として購入しており、家の中に置き、客人にどれだけ自分たちが豊かであるかを自慢していたと言われている。これらの作品から、アイヌと日本の友好的な一面も垣間見ることが出来る。

 展示物の中で、チセと呼ばれる住居が目を引く。白老のアイヌ民族博物館から借りたもので、アオダモの木で組み立て、アシと呼ばれるイネ科の草を重ねて壁にした家。住居の内部も公開されている。、住居の中心には囲炉裏が設置され、床にはゴザが敷かれている。江戸時代の本州の住居よりも保温性が高かったという。アイヌの人たちの生活風景や知識を学ぶ良い機会になる。

 石川直章学芸員は、「この巡回展は、本州や沖縄の人たちに、アイヌ文化を知らせる意味を持っている。白老でも公開されていないものなど貴重な資料を飾っている。博物館の企画展や特別展の中で最大規模のもの」としている。

 同館では、この期間中、公演「アイヌ古式舞踊」(7/24 18:00~19:00)、ギャラリートーク(7/25 13:30~14:30)、記念講演会(7/31 14:00~15:30)、子ども体験教室「ムックリ製作」(8/7 10:30~12:00・13:30~15:00)・「コースター製作」(8/8 13:30~15:30)の関連事業を開催する。

 入館料:一般400円、高校生・70歳以上の市内在住者200円、中学生以下無料。

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