釈迦の誕生祝う「花まつり」 アート展や講演会


 小樽佛教会(野村定弘会長)は、5月14日(金)と22日(土)~24日(月)、釈尊(釈迦の尊称)の誕生を祝う「花まつり」を、小樽市民会館(花園5)・小樽運河プラザ(色内2)・市民センターマリンホール(色内2)で開催する。
 同会は、創立126年を迎え、現在67ヶ所の寺院が加盟する。異なる宗派が一つに集まるのは全国的にも珍しいという。
 「花まつり」は、4月8日の釈迦の誕生(降誕会)を祝うイベントで、1921(大正10)年から続けている。「北海道はまだ寒い」と、桜の咲く時期に併せ”花まつり”として5月に行っている。
 今年は、5月14日(金)13:30から、市民会館大ホールで、子ども花まつりを開く。第1部かんぶつしき、第2部すぎやまこうじのシャボン玉ファンタジーショーを実施する。入場無料。
 22日(土)・23日(日)10:00~16:00の2日間は、運河プラザで、岡本佳子さん(40)の心のアート展。岡本さんは、1歳の時にダウン症と診断されたが、数々のコンクールで金賞や特選を受賞し、「多くの人の心をなごませ力付ける」と高く評価されている。小樽では、初めての展覧会で、作品160 点を展示する。22日(土)13:00からはサイン会も予定している。入場無料。
 24日(月)18:00からは、市民センターマリンホールで、東京大学名誉教授で医学博士の養老孟司氏が、「むしろ身体を語りたい」と題した「花まつりの夕べ記念講演会」を行う。入場料1,000円。市内寺院で購入できる。
 野村会長は、「岡本佳子さんのアート展は、小樽で初めてなので、ぜひ多くの市民の方に足を運んでもらいたい。養老孟司さんという著名な方の講演会も開くことになったので、会場に来てお話を聞いて頂きたい」としている。
 問合せ:090-8426-5578 総務長三嶋
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