浮かび上がる歴史的建造物 3Dアート展 (2010/05/05)

shadow.jpg 小樽の歴史的建造物が立体的に浮かび上がる3Dアートが、堺町通りの利尻屋みのや・不老館(堺町1)に飾られている。

 これは、小樽出身の舘岡すみえさん(62)の「シャドーボックス展」。

 シャドーボックスは、写真をいくつも重ね合わせ、立体的に見せるアート。

 ファッションやグラフィックデザインを学んだ舘岡さんが、札幌市内のデパートに展示されていたシャドーボックスアートに出会い、その作風に魅せられ、20年前から創作活動を始めた。

 空や水を写真用紙、建物をマット紙、屋根はスーパーファイン紙に分けてプリントし、写真の裏にシリコンを貼り付けて重ねる。小さな窓を一つずつ切り抜くなど、細かい作業を何度も繰り返し作品を創り上げる。草木や砂利などの表現には、その質感を出すために写真ではなく本物を使うなど、舘岡さんの独自のアイディアを取り入れている。

 作品のほとんどが中世のヨーロッパの町並みが多いが、今回、小樽での個展開催となり、日本銀行旧小樽支店や日本郵船旧小樽支店など、市内の歴史的建造物を10点創作した。

 会場では、作品のほか、舘岡さんの作業風景も見ることが出来る。

 「シャドーボックス展」は、9日(日)10:00~16:00まで。

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