「indigo blue」 小樽で初のチャリティコンサート


indigo.jpg Smooth&Rockデュオ「indigo blue」の心温まる優しいメロディが、4月3日(土)、「cafe stage 海音(かのん)」(築港8-4)に響き渡った。
 難病の子供たちの夢を叶えるボランティア「メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン」の札幌支部(杉山逸子代表)の主催。小樽でのチャリティコンサートは初めて。
 コンサートでは、難病によって15歳という若さで亡くなった少女からの手紙にメロディを添え「indigo blue」が作った「My Wish~マイウィッシュ~」をはじめ、映画「天使の恋」のテーマソングなど7曲を披露した。伸びやかな歌声を、約70人の聴衆に届けた。
tokidoki.jpg また、札幌を拠点に活動するピアノ弾き語りデュオ「ときどき通信」も出演し、オリジナルの6曲を演奏。息の合ったハーモニーを会場いっぱいに広げた。
 演奏の合間には、皮膚に水ぶくれやただれが生じる「栄養障害型表皮水疱症」の岡山の藤原聖奈ちゃん(8)の夢を叶えたドキュメンタリー映像を紹介。風を切って走る聖奈ちゃんの笑顔に、来場者たちの中には涙を流す人たちが多く見られた。
 杉山代表は、「念願だった小樽でのライブに、こんなに多くの人たちに来て頂けるとは思ってもいなかった。私たちは、3歳から18歳までの難病を持つ子供たちの手助けをしています。昨年は、6名の子供の夢を叶えました。今年はすでに7名からの夢の申込みがあり、あこがれの選手に会いたい、イルカと遊びたいなどの夢を叶えていきます。また、小樽でもまたチャリティーコンサートをしたいと思います。ぜひご協力を」と呼びかけた。
 コンサートの収益は、全て子供たちの夢を叶える活動に使われる。
 小樽で初めて演奏を披露した「indigo blue」のRinaさん(Vo&Gt)とKouさん(Gt&Cho)の2人は、「小樽は、長崎や神戸、横浜と似た港町。夜の街並みがすごくきれい。昨年は、雪あかりの路の時に小樽に観光に来て、運河沿いを歩いた。硝子屋さんで販売していたステンドグラスが素敵で、いつか買いたい。また、呼んで頂けたら小樽でライブをしたい」と話していた。
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