「小樽市新型インフルエンザ対策本部」を解散


 豚インフルエンザが世界的流行したことを受けて、昨年4月に設置された「小樽市新型インフルエンザ対策本部」が、3月23日(月)付で解散した。
 この新型インフルエンザは、メキシコなどで死者を出すなど、WHOが世界中に警戒を呼び掛けていた。
 昨年8月以降、小樽市でも流行したが、今年に入って大きな流行が見られない状況となり、同対策本部を3月23日(月)付で解散した。
 小樽市保健所(富岡1・秋野恵美子所長)では、「世界保健機関や国では、新型インフルエンザの終息宣言までには至っていませんので、感染予防については市民啓発に努めてまいります。今後、ウイルス変異などによる新たな流行が見られた場合は、必要に応じて対策本部を設置するなど健康危機管理体制を敷き迅速に対応してまいります」としている。
 発熱相談センターは、廃止するが、通常のインフルエンザに係わる相談は継続する。新型インフルエンザワクチン接種費用助成事業も継続する。
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