市民が患者の手助け 市立病院ボランティア


hospital-bolunteer1.jpg 黄色のエプロンをつけた市民ボランティアが、市立小樽病院(若松1)で、患者の手助けを行っている。
 病院ボランティアは、「地域に開かれた病院づくりとさらなるサービスの向上」を目指して、3月17日(水)から試験的にスタートした。
 2月の広報おたるでボランティアを募集したところ、5名の市民が手を挙げた。月・水・金の週3回の午前、ボランティアたちは、院内ロビーで、受付の手伝い、診療科・検査室の案内などを行っている。
hospital-bolunteer2.jpg 地域医療連携室では、「一般の市民の方に病院に入ってもらって、看護師や医師など専門家が見ても気づかないところを指摘してもらい、患者さんへのサービスを向上させたい。患者さんが、医師や看護師に聞きづらいことも、ボランティアさんになら聞いてもらえるかもしれいない」と期待する。
 ボランティア参加する住吉町の60代女性は、「昨年、退職して、時間が出来たので、幸い健康なので、お手伝いが出来ればと思って、病院ボランティアに参加しました。少しずつ患者さんのお手伝いが出来るようになれば」と話している。
 隣町の市立札幌病院では、10数年前から、市民ボランティアによる開かれた病院作りを行っている。市立小樽病院では、昨年就任した並木昭義局長の指示の下、ようやく重い腰をあげて、実施に動き出した格好となっている。
 ボランティア参加・問合せ:0134-25-1211(内線377 市立小樽病院地域医療連携室)