着付けやお茶会楽しむ 「はくぶつかんのひなまつり」

 「おたる雛めぐり」(同実行委員会主催)に参加する小樽市総合博物館・運河館(色内2)は、2月28日(日)10:00~15:00、「はくぶつかんのひなまつり」を開いた。
 雛めぐりは、市内30施設が参加し、それぞれ自慢の雛人形を飾るイベント。施設を巡ると景品が当たるスタンプラリー企画もある。2月20日(土)から3月7日(日)まで。関連記事
 同館では、この期間中、復元された明治の商家の中で、同館所蔵のひな飾りを展示している。江戸時代後期の豆雛や、明治末期の御殿雛などの貴重な資料も飾っている。
 来場した子供たちは、ひなまつり会場で、赤やピンクの和服を着て、ひな飾りを背景に記念撮影。お茶会では、抹茶とお菓子を楽しんだ。
 若竹小学校の島帆花ちゃん(10)と朋音ちゃん(7)の姉妹は、茶筅(ちゃせん)で茶を立てる体験をした。「なんとなく見たことはあったけれど、初めての体験で難しかった。苦くなくてすごく美味しい」と喜んでいた。