商大トランポリン部監督 「退職記念最終講義」 (2010/02/04)

tano1.jpg 小樽商科大学(緑3)のトランポリン競技部を全国屈指の強豪校に鍛え上げた田野有一監督(65)が、今年度で退職することになり、2月3日(水)17:45~19:15、同大3号館104講義室で、「退職記念最終講義」を行った。

 田野監督(特認教授)は、1978(昭和53)年に小樽商科大学に助教授として赴任し、トランポリン部を創部。2008(平成20)年8月に、8年ぶりに小樽で開かれた「第43回全日本学生トランポリン競技選手権大会」の大学対抗戦では、男子3位・女子4位と創部以来の快挙を成し遂げた。

 「人間の一生と健康課題」と題し、自身の半生を振り返りながら、人間のライフサイクルの変化、体力維持問題、生甲斐のある生活などについて講義した。

 「昭和19年生まれであと半年で66歳。高校2年生の時に見たローマオリンピックに出場した体操選手の演技を見て、ざわっと鳥肌が立った。選手が講師をしている日体大に行きたいと思って、2ヶ月かかって親を説得した。大学に入ると、オリンピック選手の先生や先輩たちから指導を受けて、毎日が刺激的だった。

 8歳年上の先輩からトランポリンを手伝ってくれと言われ、指導員をとって、女子大のトランポリン部を作った。商大に赴任することになって、学生に呼びかけて、トランポリン部を作った。2年間で600万円かけてトランポリン台2台を購入してもらった。昨年創部30周年を迎えた。選手に大きなケガをさせて研究室でボロ泣きしたこともあったが、部を作って良かったと思った。今日の昼の講義を終えると、女子学生が先生後ろ向いてと言ってきたので、なんか背中についてるのかなと思ったが、32年間お疲れ様でしたと言って歌を歌ってくれた。今日のことは忘れらない日になる。

tano2.jpg 生活と健康の講義を続け、今年度15回目の講義で最終になる。最近は、自殺で自ら命を絶つ人が増えている。八方塞がりとなってしまったなどと、青年期以降の自殺がある。死ぬ気になれば出来ると簡単には言えない。平成19年の新聞を見ると、児童学生の自殺も増え、道内はワースト3になった。また、ガンの死はワースト8で、男性で太っている人は要注意。酒とタバコも問題で、ほどほどなら構わないが、度を超えると駄目。

 20代から30代に気をつけると言っても駄目。若い時のライフスタイルが影響している。インスタント食品を良く食べる人は、35~40歳の時に出てくる。若い時にどんなライフスタイルを送るかで、壮年期、高年期に影響が出る。30から40代になると、会社では中間管理職で、上と下から板ばさみになり、ストレスになる。生活を考えなければいけない。

 運動だけしてもさっぱり良くならない。年齢にあった運動が必要。私が、20代の学生たちのように走ったら倒れてしまう。だが、毎日、万歩計をつけて1日1万歩を歩くようにしている。研究室での仕事が多いと3千歩くらいで、これは運動不足になる。日々、体にあった運動することが体力維持につながる。

 生甲斐のある生活を求めては奇麗事で、こんな難しい課題はない。生甲斐とは何か。それは生きていて良かったと思うこと。心底感謝すること。喜びと生甲斐は同じ。生甲斐のある人生を送るためには健康が必要」とまとめた。

 田野監督は、来年度から非常勤講師となり、今後もトランポリン部を支える。

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