25日から冬休み 小中学校で終業式


 クリスマスイブの12月24日(木)、市内の全41小中学校で一斉に、2学期の終業式が行われた。
syugyosiki2.jpg 手宮小学校(末広町13・加藤邦彦校長・128名)は、3時間目の10:40から体育館で終業式を実施した。
 加藤校長は、「冬休みの間、皆さんと会えないのは寂しいですが、来年の1月19日にまたお会いできることを楽しみにしてます。交通事故には遭わないように気をつけて下さい」と呼びかけた。
 この後、1年生が、2学期に学んだこと。3年生が、社会見学。5年生が、総合学習の時間で感じたことを発表した。
 1年生は、縄跳びのケンケン跳びや二重跳び、交差跳びを披露。クリスマスシーズンにちなみ、音楽の授業で学んだ「ジングルベル」をハンドベルで演奏した。
 3年生は、みなと資料館や栗原のかまぼこ、おたる水族館で社会見学したことを紹介。模造紙に書いたイラスト付の紹介文を並べ、「水族館では、色々な魚を見ることが出来て楽しかった」。「バックヤードでサケの赤ちゃんを見ました」。「栗原のかまぼこでは、かまぼこの作り方を教わりました」と大きな声で話した。
syugyosiki1.jpg 5年生は、総合学習の時間で調べた小樽の観光や歴史、姉妹都市、地場産品などについて解説。「小樽には年間715万人の観光客が来ていますが、年々減ってきています。外国からは中国が増えています。小樽と外国が仲良くなって、日本人にも小樽の良いところを宣伝して、観光で賑わう街になってほしい」。「小樽には素晴らしい建物がたくさんあり、素晴らしい歴史・文化のある街だと思いました」と語った。身振り手振りで面白おかしく発表する児童もおり、体育館に笑いが広がった。
 最後に全校生徒で、校歌を合唱し、元気いっぱいの歌声を体育館に響かせた。
 小学校の冬休みは、12月25日(金)から1月18日(月)まで。中学校は、1月13日(水)までとなっている。
 今年度は、新型インフルエンザの流行によって、市内の小中学校で学級・学校閉鎖が相次いだ。このため、終業式のほかに普段の授業も行う学校も多く、中には、冬休み中に学校を開けて授業を行うところもある。潮見台・長橋・望洋台の3小学校は2日間授業を設ける。銭函小学校は、冬休みを17日(日)までに一日短縮し、18日(月)に始業式行うことにしている。