「スポーツ吹矢」体験会 市民30人が初挑戦 



hukiya1.jpg (社)日本スポーツ吹矢協会・小樽運河支部(稲垣廣次支部長)主催の「スポーツ吹矢体験会」が、12月5日(土)9:30から小樽市総合体育館(花園5)で開かれ、市民30人が初挑戦した。
 腹式呼吸を取り入れた「スポーツ吹矢」は、中高年の間で静かなブームとなっている。稲垣支部長は、今年5月に支部を立ち上げ、市内での普及を目指している。
 体験会には、スポーツ吹矢協会の高橋建常務理事が出席し、「鼻から息を吸って吐き、また息を吸って筒を口に入れる。この時、手で筒を握り締めるのではなく、手のひらに置くだけで良い。そして、的めがけて一直線に一気に吹くこと。ラッパ吹きをすると、息が筒の外にもれて、ちゃんと飛ばない」と、基本動作やコツを参加者に指導した。こちら
 吹矢には、5級から6段までのレベルがあり、的までの距離と得点などによって差がある。この日は、2級レベルの距離6mでの体験会となった。
 参加者たちは、5班に分かれて、一人ずつ順番に矢を吹いた。「的の真ん中に当たった」、「気持ちが良い」、「面白い」と楽しんだ。上級レベルの会員たちから、「上手だ」、「すごく良い」との評価を受けた。
hukiya2.jpg 高橋常務理事は、「吹矢は、性別、年齢、ハンディは全く関係ないスポーツ。この前の全国大会では、45歳の女性が優勝した。全盲の人も楽しんでいる」とアピールした。
 奥沢町の大滝俊次さん(64)は、「体を動かして汗をかくことがスポーツだと思っていたが、スポーツ吹矢は、集中して気を静めることが重要だと分かった。たまには静かなエクササイズも良い。非常に面白い」と、熱心に取り組んでいた。
 小樽運河支部では、「市内でも会員さんたちが増えてくれれば、1ヶ月に1回でも場所を借りて体験会の活動をしていきたい。今はまだ会員が少ないので、私の自宅で週1回程度集まってやりたい」と話している。
 関連記事
 (社)日本スポーツ吹矢協会