天狗山スキー場で安全祈願祭


tenguyama2.jpg 小樽天狗山スキー場(最上2)は、12月5日(土)のオープンを前に、2日(水)1130から山頂レストランで、安全祈願祭を行った。
 同スキー場は、市街地から近く、小樽駅から15分程度で行くことが出来る。初心者から上級者までの6コースがあり、樽っ子のスキー教育の場となっている。上級者コースの急坂は、天狗の壁として知られ、ここから数多くのスキー選手が育った。
 毎年、オープンは12月上旬を予定している。昨年は12月20日。
 今年は、「大陸からの寒気の流入が少なく、冬型の気圧配置になる日がわずか」(札幌管区気象台)と、例年にない暖冬となっている。市街地では、12月に入っても積雪ゼロを12年ぶりに記録した。関連記事
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 天狗山山頂では、約20cmの積雪はあるが、山頂コースのオープンには約50cm以上が必要。
 スキー場を運営する中央バス観光商事株式会社・村上公彦代表取締役社長は、「明日、明後日に降ってくれれば、少しは良いのだが」とゲレンデに目を向けた。
 安全祈願祭には、約30名の関係者が集まり、スキー場の安全とともに降雪を願っていた。