松ヶ枝中生2年連続受賞 青い海・図画コンクール


 小樽市立松ヶ枝中学校3年の椎野麻里奈さん(14)の作品が、海上保安庁主催の「第10回未来に残そう青い海・図画コンクール」で、2年連続、第一管区海上保安本部長賞に選ばれた。
 同コンクールは、海洋環境保全推進活動の一環として毎年行われている。
 今年は、海上保安本部の全国11管区がそれぞれの地区で作品を募集したところ、30,788点の応募が集まった。
 このうち、北海道を担当する第一管区海上保安部(港町5・井下田廣明本部長)では、小学校低学年・高学年、中学生の3部門に計212点があった。
 中学生の部で、市立松ヶ枝中学校3年の椎野麻里奈さんの作品が、見事、管区最優秀作品「第一管区海上保安部長賞」に選ばれた。
 青く透き通った海の中に、イルカやタコ、カメなど色とりどりの魚たちが仲良く泳ぐ姿を描いた一枚となっている。「色の発色が美しく幻想的で夢がある。心の中にあるイメージを見事に絵画化している」(特別審査員・市立小樽美術館星田七重主任学芸員)との評価を得ている。椎名さんは、昨年も同賞を受賞しており、今年で2年連続受賞となった。
 11月20日(金)15:30から、同部本部長室で表彰式が行われ、小樽の椎名さんをはじめ、道内の各章受賞者が集まり、本部長から賞状を受け取った。
 椎野さんは、「昨年もこの賞を頂き、今年も選ばれたので嬉しく思っている。今年は、沖縄に行った時に見た魚たちを描きました」と喜んでいた。
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 第一管区海上保安本部内での受賞作品