ミツウマ退職者の相談会 求職者給付の申請


mituumataisyoku1.jpg ゴム靴生産を中止した株式会社ミツウマ(奥沢4)の希望退職者75名に対しての「総合相談会」が、11月18日(水)13:30~17:00、市役所別館第2委員会室で行われた。
 同相談会は、小樽公共職業安定所(色内1・室谷英光所長)と小樽労働基準監督署(港町5・松尾剛史署長)による「地域大量雇用変動等対策本部」が実施した。
 北海道後志支庁や道立札幌高等技術専門学院、小樽市、独立行政法人雇用・能力開発機構北海道センターなどの関係機関も参加した。
 通常は、退職者が、これらの機関に出向き、様々な申請や相談をする必要があるが、退職者が75名と大量なため、申請手続きが一括で済むようにと開催された。
 希望退職者75名(正社員20名・契約社員52名・パート3名)のうち71名が、それぞれ決められた時間に会場を訪れた。11月25日から受けられる求職者給付の申請をするための相談などをした。
 一般求職者給付は、最低90日から最高330日間受けられる。65歳以上は、高齢者求職者給付となり、50日分が一括で支払われるという。
 56歳の男性は、「次の職がすぐに見つかればこんなところにも来なくても良いのに。この年では、次があるわけない」。
 32歳の男性は、「危険物の免許を持っているので、これを活かせるような仕事を探している。今日、一件、面接を受けてきたが、年齢の問題で、遠まわしに断られた気がする」と話していた。