小中の自由研究作品展始まる 市総合博物館


jiyukenkyu1.jpg 市内小中学生の自由研究作品26点が、11月14日(土)から、小樽市総合博物館(手宮1)に展示されている。
同館は、「歴史・自然・科学に対する興味や関心を高め、創造性の育成を図りたい」と、毎年、自由研究作品を募集・展示している。
今年は、11小中学校から観察実験、地域調査、工作などの95作品の応募があった。この中から、同館館長と学芸員が、推薦・入選作品を選び、館内の2階回廊に並べた。
館長の推薦作品には、潮見台小1年生の押切芽泉ちゃんの「おふろのじゆうけんきゅう」が選ばれた。
jiyukenkyu2.jpg 市内の銭湯を訪れ、「なんねんにできたか」、「おゆのしゅるい」、「どうやってあたためてるか」など7項目を調査。地図を作り、その銭湯の写真と調査内容を表にして、わかりやすくまとめた。「若の湯」の調査では、「なんねんにできたか」を調べることが出来ず、「きけなかった」と子供らしくまとめていた。
同館では、「この研究は2009年の小樽のおふろやさんを記録したとても貴重な資料になります。とくに、おふろやさんの中を写した写真は、博物館でも資料としてほしい、と思いました。これはりっぱな『歴史研究レポート』になっています」と評価している。
このほか、学芸員推薦に選ばれた「家の周りで良く見られる鳥」、「石のこんちゅう」、「スマートボール」の作品が展示されている。
来館者は、「小学生なのにこんなことまで出来るのかと驚かさせれる作品ばかり。見ていると本当に面白い」と関心していた。
同展は、11月23日(月)9:30~17:00まで。入館料

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