進む人工雪のゲレンデ造り 6mの雪山登場 


onze.jpg 秋深まる「スノークルーズオーンズ」(春香町357)のサンシャインクルーズコースに、人工雪のピラミッドが登場している。
 道内で最も早くオープンするスキー場「スノークルーズオーンズ(SNOW CRUISE ONZE)」で、人工造雪機によるゲレンデ造りが進んでいる。
 作業は、今年もオーンズ(フランス語:11)の名にちなんだ11月11日(水)のオープンを目指し、10月5日(月)から始まった。
 頂上にある工場で細かく砕いた氷の塊をパイプで運び、空気圧でゲレンデに噴射する。5日かけて高さ約6mの雪山が出来る。11月上旬までには、この人工雪のピラミッドを7個造る予定。合計約5,000トンもの氷の塊が必要という。
 作業開始から3週間経った22日(木)、秋色深まるスキー場のゲレンデにはすでにピラミッドが4個完成し、氷が解けないようにと大きな保雪シートで覆われていた。5個目の作業も順調に進んでおり、石狩湾を眼下に細かく砕かれた氷が勢い良く噴射されている。
 「例年に比べると気温は低いが、ここ最近雨が降っているので、噴射した氷の塊が解けてしまっているが、11月11日のオープンまでにはゲレンデを造る」(スノークルーズオーンズ)としている。
 7個の雪山が完成すると、保雪シートを外して圧雪車で雪山を踏んで幅30cm、距離500mのゲレンデを造成する。
 スノークルーズオーンズ