台風18号接近 漁船が小樽港に避難


taihu.jpg 台風第18号の接近に伴い、7日(水)から8日(木)にかけて、小樽・積丹沖に出漁していたイカ釣り漁船が小樽港に避難してきている。
 この大型の台風は、死者・負傷者などの被害を出しながら、列島を北上している。札幌管区気象台によると、「8日昼過ぎから9日にかけて、北東のち北の風が次第に強まり、最大風速は海上23、陸上15、波の高さ5メートルの見込み」としている。
 大型の台風から避難するため、7日(水)には10隻のイカ釣り漁船、8日(木)にも2隻の漁船が小樽港に入港し、手宮の厩岸壁や色内ふ頭、第3号ふ頭などに着岸した。
 漁船は、青森八戸から小樽・積丹沖でイカ漁を行っているものが大半。いくつもの漁船が入港するのは、2006(平成18)年以来という。漁船は、台風による気象状況を様子を見て、10日(土)には出漁する予定。
 また、小樽ー舞鶴、新潟のフェリーも、8日(木)、9日(金)の2日間、台風の影響で欠航となっている。
 平成21年台風第18号に関する北海道地方気象情報