後志フードを満喫 350人が舌鼓 

 後志で活躍する料理人の技と味が、10月7日(水)、グランドパーク小樽(築港)で一堂に会した。
 「第15回後志フードフェスティバル」(日本司厨士協会小樽支部・北海道中小企業同友会しりべし小樽支部共催)。16:00~18:00に第1部シンポジウム「後志の食を魅力的に伝えたい!”羊蹄山麓味覚フェスタ”の挑戦!~」。18:30~20:15に第2部の立食パーティが行われた。
 これまで、同イベントは、中心街の小樽グランドホテルで開催されてきたが、今年2月に同ホテルが閉館したため、今回はウイングベイ小樽内のグランドパーク小樽での開催となった。
 立食パーティには、小樽市内、後志管内の19のホテル・レストランなどの料理人が、後志産の農水産品をふんだんに使い技を駆使した約80品が用意された。
 「赤井川ポークのテリーヌと砂肝のスモーク、ハーブのサラダ飾り」や「イカ墨カレーグラタン」、「後志ウニの琥珀ジュレ」などと、小樽ビール、市内の酒造会社の日本酒、ワイン、カクテルも並んだ。
 今年の目玉は、小樽高島産のあわび料理。朝里クラッセホテルの「あわび焼きの薬膳ソース」とグランドパークの「あわび肝入り木の芽みそソースかけ」2品が用意された。
 参加者たちは、このあわび料理の前に列を作った。テーブルに持ち帰り、目玉のあわび料理や各種後志フードに舌鼓を打っていた。
 小樽商大の「商大生が小樽の観光について本気で考えるプロジェクト(マジプロ)」も参加。ホッケのから揚げトマトドレッシング和えやじゃがいもコロッケなど、マジプロの取り組みで考案したおたるのごはんや小樽スイーツを出品した。参加者たちからは、「ホッケのから揚げのトマトドレッシングが美味しい」、「ホッケとハーブのブイヤベースもいけるね」と講評を受けていた。関連記事
 1時間45分の立食パーティーの最後には、協賛各社の商品が当たる抽選会も行われ、盛況のうちに幕を閉じた。