学生との交流楽しむ 小樽病院看護学院祭

 市立小樽病院高等看護学院(東雲町9)の学院祭「第40回樽看祭」が、9月26日(土)11:00~14:00、同校で開かれた。家族や地域の高齢者たちが足を運び、学生たちが企画したイベントを楽しんだ。
 同学院は、1968(昭和43)年に市立小樽病院(若松1)内に設置された。3年間の修業年数で、看護師として必要な知識と技術を学ぶ。卒業後の就職率は100%。3年前の堺小学校閉校に伴い、同校舎に移転した。
 今年の学院祭は、「七色のかけ橋~人と人とのふれあい~」がテーマ。93名の学生たちが、「楽しいひと時を過ごしてもらいたい」と、学院生活の写真展示、看護技術の実技披露、バザー、合唱、器楽演奏などのイベントを企画した。
 ステージ発表では、ビンゴ大会を開催。学生4名が司会し、集まった約50人の地域住民を楽しませた。「リーチの人いますか」、「何番が出るとビンゴですか」などと、学生と地域住民との交流が和やかに行われた。
 昼時には、学生手作りのうどんやカレーライスなどの食べ物の販売も行われ、来場者たちは食事をしながら、イベントを楽しんでいた。