国保料未納者に短期被保険者証を交付


 小樽市新型インフルエンザ対策本部(山田勝麿本部長)は、9月18日(金)に記者会見を開き、新型インフルエンザ感染拡大や重症化を未然に防ぐため、国民健康保険未納世帯に対し、短期被保険者証を交付することなどを発表した。
 短期被保険者証の交付は、国民健康保険料の未納世帯661世帯に対し、特例として行う。滞納者に交付される資格証明証の場合は個人で10割負担となるところ、これにより3割負担で済むことになる。10月1日(木)から3ヶ月間のみ有効。対象者には、10月1日(木)までに郵送されることになっている。
 同対策本部は、8月末から新型インフルエンザの流行が拡大していることを受け、入院可能な医療機関全体で、入院治療に取り組んでいくことを決めた。重症化例は市立小樽病院で担当する。ただし、事例や状況に応じて、公的医療機関等も協力するとしている。
 今後、まん延期対策として、10月上旬に、市内9ヵ所で市民向けの説明会を実施する。市内での集会やイベントの主催者、中央バスなど公共交通機関業者に対しては、「咳エチケット」などの感染拡大防止のための呼びかけを行うように依頼する。
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 小樽市新型インフルエンザ対策本部からのお知らせ