「SLにっぽん丸号」 小樽ー後志を疾走 


slnipppoonmaru.jpg 8月31日(月)朝9時過ぎに、蒸気機関車SL「C11型」が、甲高い汽笛を響かせてJR小樽駅に到着した。
 これは、豪華クルーズ客船「にっぽん丸」(21,903トン)による「飛んでクルーズ北海道」のオプショナルツアーの「SLにっぽん丸号乗車」のイベント。
 「飛んでクルーズ北海道」は、国内初の飛行機と船による”フライ&クルーズ”。道外から飛行機で新千歳空港入りし、小樽港からクルーズ船で利尻・網走を周遊する。「にっぽん丸」下船後、小樽駅から「SLにっぽん丸号」で倶知安経由で、ニセコや京極ふきだし公園などを巡り、新千歳空港へ向かう。
 この”フライ&クルーズ”の期間限定で、今回、オプショナルツアー「SLにっぽん丸号乗車」が企画された。
 31日(月)10:01、「SLにっぽん丸号」は、船客24人を乗せ、汽笛を鳴らし、白い煙を吹き上げながら小樽駅を出発した。
 「SLにっぽん丸号」は、蒸気機関車「C11型」。ニス塗りの重厚な壁、木枠の椅子など昭和初期のデザイン。毎年、「SLニセコ号」や「SLクリスマス号」と名前を変えて、小樽ー後志の沿線を駆け抜けている。