消えた「灯台市場」 建物を解体 


todai1.jpg 道道小樽海岸公園線にある赤白の灯台の形をした「灯台市場」(高島1-2)の解体工事が進められており、そのユニークな建物が消え去ろうとしている。
 「灯台市場」は、小樽機船漁業協同組合と関係者が協力して10店舗でオープンした。大型店の進出などに押され、店舗が次々に減少した。2008(平成20)年9月に30年の歴史に幕を閉じた。
todai2.jpg 同組合は、進む空洞化を理由に一時閉めたが、「再開を目指したい」と、入居者を募集してきた。しかし、一向に希望者が集まらず、8月6日(木)の取締役会で、「建物を維持するには年間100万円費用がかかり、赤字になる」と解体することを決めた。
 解体作業は、8月10日(月)から始まり、20日(木)には、すでに名物の灯台の形もなくなり、赤と白の外壁も消えた。作業は、8月いっぱい行われ、跡地はトラック置き場になる。
 関連記事