東横イン 駅前にホテル建設 「ニューみなと」跡


toyokoin1.jpg 株式会社東横イン(本社東京)が、駅前中央通りの「ホテルニューみなと」(稲穂2)跡地に、地上10階建のホテルを建設することが分かった。
 同所には、1974(昭和49)年にオープンしたビジネスホテル「ホテルニューみなと」が建っていたが、2006(平成18)年に閉鎖していた。同年6月には、東横インが土地・建物を購入し、2007(平成19)年から2008(平成20)年にかけて、ホテルが解体された。
 以降、1年以上、空き地のまま工事用フェンスで囲まれていたが、8月7日(金)に、「ホテル等建築計画概要標識」の看板が設置され、ホテル建設計画が明らかになった。

 ホテル建設は、ビジネスホテルチェーン東横イン(澤田宗久代表執行役社長)が行う。RC造の10階建34m(立駐棟36m)。敷地面積489.47平米・建築面積334.24平米・延べ面積3,212.24平米。 工事着工は、平成21年11月30日の予定となっている。
 東横インは、駅前第3ビルの再開発事業で、新ビルに入るホテルとして誘致されることになっていたが、同インが日本各地で違法建築を繰り返していることが社会問題化し、市と市街地再開発組合は誘致を断念した経緯がある。小樽市内に進出したかった東横インは、駅前一等地にある閉鎖したニューホテルみなとの土地・建物を購入し、今回の建設に至った。
 東横インのホテルが完成すると、駅前中央通を隔てて、今春にオープンした新小樽駅前第3ビル「サンビルスクエア」のビジネスホテル「ドーミーイン」と向かいあわせに、2つのビジネスホテルが並ぶことになる。
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