自民VS民主の衆院選公示まで10日 動画で語る立候補予定者 


 7月21日(火)の衆議院解散による第45回衆議院議員選挙が、8月18日(火)公示・30日(日)投票で行われるが、いよいよ、政権選択をかけた総選挙まで、あと10日となった。
 衆議院解散以来、立候補予定者たちによる事実上の選挙戦の夏の陣がスタートを切っている。市内では、立候補予定者たちが、所属政党を前面に出し、街頭宣伝活動が激しさを増している。
 小樽市・後志地区・札幌市手稲区を選挙区とする北海道4区には、すでに3人の立候補予定者が名乗りを上げており、事実上の選挙戦にまい進している。
 道4区の立候補予定者は、共産党が擁立を見送ったため、3人の争いの公算となっている。立候補を予定しているのは、民主党前職の鉢呂吉雄(61)、自民党新人の宮本融(43)、幸福実現党新人の鶴見俊蔵(54)の3氏。中でも、民主前職と自民新人による戦いを軸に進んでいる。
 公示直前の道4区小樽市の情勢では、民主前職の鉢呂氏がリードし、自民新人の宮本氏がこれを追っている格好となっている。両陣営とも、8月7日(金)には、それぞれ決起集会を開き、支持基盤固めに躍起となっている。
 この総選挙での争いは、まさに政権選択にある。民主党が政権交代を訴え支持を広げる中、自民党は麻生総理の度重なる失言などでの支持者離れから各種世論調査でも、民主党に大きく溝を開けられている。
 小樽では、民主党の鉢呂氏は、市内でくまなく国政報告会という辻説法を繰り広げており、市内の道路ならどこの道でも知っているというほど軒先に入り込み、地盤を広げている。自民党の新人宮本氏は、街宣車などで市内を巡り、各種会合にこまめに顔を出し、支持取り付けに懸命となっている。
 決戦の30日(日)の投票日まで、この自民VS民主の夏の陣の戦いから目が離せない。
 18日(火)の公示を前に、自民VS民主の構図となっている道4区の立候補予定者2人に、ネット動画でその主張や政策を語ってもらい、インタビューに答えてもらった。動画でしか感じられない人となりをその主張とともにじっくりと確認してもらいたい。
 小樽市選挙管理委員会HP
 ◎《衆院総選挙》マニフェスト 民主 VS 自民

はちろ 吉雄 宮本 とおる