美術館30周年展「画家たちのパリ」 来館者5,684人


 市立小樽美術館(色内1)の開館30周年記念特別展「画家たちのパリ展」(5/23~7/20)の来館者数が、過去2番目に多い5,684人に上った。
 同展は、小樽から渡仏した3人の洋画家と、パリで芸術に身を捧げた一群の画家たちを紹介した。
 小樽出身画家の作品は、同館所蔵のほか、市民から借りた公の場で初公開となる作品など計25点。パリの画家の作品は、ジュル・パスキン、モーリス・ユトリロ、マルク・シャガール、マリー・ローランサン、モイズ・キスリングなど11人の計37点を展示した。関連記事
 フランスに渡った小樽出身画家とパリで活躍した画家の名作が一堂に会したことから、開催直後から多くの来館者が足を運び、1ヶ月で2,500人を超える来館者を数えた。 関連記事
 この後、順調に来館者数が伸び、最終日の7月20日(月)、過去の特別展の中でも2番目に多い5,684人に上った。「来館者数は5,000人を目標にしていたので、達成出来て良かった」(同館)と喜んでいる。
 同館の30年の歴史の中で、来館者が一番多かったのは、1993(平成5)年開催の中村善策の特別展「故郷によみがえる風景画家」で、7,229人に上る。