蜂谷涼の「遠き橋懸り」 能楽堂で音楽劇に (2009/06/08)

 一般公開中の市指定歴史的建造物・能楽堂(花園5・公会堂内)で、小樽出身の作家・蜂谷涼さんの原作をもとにした音楽劇「『おたる遊幻夜会』Vol.1~遠き橋懸り~」が、8月14日(金)・15日(土)・16日(日)の三夜連続で開催される。

 同音楽劇は、おたる遊幻夜会実行委員会(井上一郎実行委員長)の主催。「小樽のみならず北海道にとってかけがえのない文化的な歴史遺産である小樽市能楽堂には、多くの方々に親しんでいただきたい」と企画。

 原作の「遠き橋懸り」は、別冊文藝春秋2009年1月号に掲載された。小樽の能舞台に取り憑いた武家に生まれながら能楽師となった男・浜口資次郎の波乱万丈の運命を綴る。

 十島英明氏演出による伊藤哲哉の一人芝居と、札幌交響楽団によるオリジナル曲(浅野宏之作曲)の生演奏のコラボレーションでの上演。「能の知識がまったくなくても充分に楽しんでいただけるよう工夫を凝らし、風雅なお芝居と北海道が誇る音楽家たちの演奏をお届けする」(実行委)。

hatiya.jpg 同実行委員会は、6月8日(月)11:00から、能楽堂で記者会見を開き、イベントの概要を発表した。

 「小樽の能舞台は、小樽の誇り。北海道にとってもかけがえのない文化遺産。初演となる今年は、三夜連続の上演を予定している。今後は、毎年の開催を目指して行く。将来は、全国的に有名な『四国こんぴら歌舞伎』や『函館野外劇』をも凌ぐような、夏の小樽を代表する一大イベントにしていきたいと考えている。かけがえないのない歴史的建造物を舞台に優れた文化を全国に発信し、新たな小樽の観光資源となるものと確信している」(井上実行委員長)。

 「伊藤さんの演技力に加え、札響の方々のオリジナル曲の演奏で、本番はものすごく素晴らしいものをお届けできる。私の小説が、新しい生き物になっていくのを感じている。文化遺産は黙っていたら朽ちていく。江戸期の格式に則ったもので、ぜひ残したいという実行委員会の思いに役立てる音楽劇にしたい」(蜂谷さん)。

 「稽古をしていると、この能楽堂で演じた人の力、小樽の持ってる力が体に伝わってくる。本番が楽しみ。一人でも多くの人に来てもらいたい」(伊藤さん)

 「『おたる遊幻夜会』Vol.1~遠き橋懸り~」は、8月14日(金)・15日(土)・16日(日)、いずれも19:00から。チケット前売り3,000円、当日3,500円、自由席。収益の一部は、能楽堂の修繕費に充てられる。

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