市立2病院・病床数 870床から445床に (2009/06/02)

 小樽市は、市立小樽病院(若松1)と小樽市立脳・循環器・こころの医療センター(長橋2・旧小樽第二病院)の2つの市立病院の病床数を、現行の870床から425床削減し、445床にすることを明らかにした。

 現在、市立2病院の病床許可数は、870床(樽病518床・医療センター350床)となっている。入院・外来患者数の激減に伴い、病床利用率は年々減少し、2006(平成18)年度からは50%を切り、2007(平成19)年度では、46.9%と過去最低となっていた。

 総務省の公立病院改革ガイドラインでは、過去3年間連続して70%未満となっている病床利用率の病院は、病床数の削減、診療所化等の抜本的な見直しを迫っている。

 このため、市は、昨年策定した市立病院改革プランで、許可病床数を実稼動病床数まで削減することにしていた。

 今年4月から、地方公営企業法の全部適用に伴い、市立2病院を統括する病院局がスタートしたことで、削減する病床数を明確にした。

 樽病は、一般病床及び結核病床を518床から223床、医療センターは、一般病床を150床から120床、精神病床を200床から100床に変更し、2病院合計870床から445床に削減する。

 6月10日(水)に開会する小樽市議会第2回定例会に、この改正条例案を提出する。議会で可決されれば、7月1日から施行される。

 この削減により、市は、2009(平成21)年度から病床利用率が70%以上となるとしている。また、2011(平成23)年度からは80%以上としている。

 許可病床数に対し、1床あたり48万2,000円(平成20年度)の国の交付金が出されているが、この病床削減で、交付金は年間約2億円のマイナスとなる。しかし、交付金の削減は、2016(平成28)年度からとなっており、当面のマイナスには結びつかないが、将来的なマイナス要因として残ることになる。

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