「小樽FC」 リーグ初勝利 コンサOB選手が活躍


otaruFC1.JPG 小樽の社会人サッカーチーム「小樽FC」(久光義信代表・監督)が、5月31日(日)に札幌厚別公園競技場で行われた道央ブロックリーグ第2戦目で、今シーズン初勝利を収めた。
 同チームは、これまで選手不足に悩まされていたが、今年創部20周年を迎え、Jリーグのコンサドーレ札幌のOB選手6人が新たに加わって、生まれ変わった。
 OB選手は、野々村芳和・黄川田賢司・大森健作・堀井岳也・佐賀一平・権藤勇介の6人。今シーズンの開幕戦(5月17)に出場したが、残念ながら3-5で敗れた。
 31日(日)の第2戦目にも6選手が参加し、堀井・野々村・権藤・黄川田の4選手などが点数を入れ、5-4で「VANKEI.FC」に初勝利した。試合の様子は、同チーム公式ブログにアップされている。こちら

 また、同チーム初めてのサポートカンパニーが、内装工事の有限会社巧勝(札幌)とスポーツショップ経営の株式会社ジョガボーラ(東京)の2社に決まった。「巧勝」は、飲料水とテーピングテープ、「ジョガボーラ」は、オリジナルTシャツを5月31日の試合で提供した。
 ジョガボーラは、6月1日(月)から自社のネットショップで、このオリジナルTシャツの販売を開始。売上の一部は、小樽FCの活動資金となる。Tシャツ【ジョガボーラ×クラッキ】
 サポートカンパニーは、まだまだ募集中。
 「試合には、コンサドーレ札幌OBが6名全員が参加し、エンジン全開で爆発力のある攻撃をお見せしようと試合に望みました。前半は一瞬の隙をつかれ先取点をとられましたが、圧倒的な攻撃力で4-1で折り返しました。しかし、雨が降りしきるなか、チームの課題であるスタミナも徐々に失い始め、4-4に追いつかれました。最後は、黄川田選手の劇的なゴールで5-4で勝利する事が出来ました。ベンチとしては安心できない試合でしたが、サポーターの皆様方にはスリリングな試合を楽しんでいただけたと思います。悪天候の中、 来てくださった皆様方のあたたかい応援のおかげでなんとか初勝利できました。まだまだ、未熟なチームではありますが、一歩一歩夢に向かって頑張りますので、これからも応援よろしくお願いいたします」(久光義信代表)
 「とにかく、この1勝は本当にうれしいです。ましてや場所は、思い出の沢山詰まった厚別競技場。たくさんのサポーターの方も応援に来てくれて、勝つことが出来ました。こうして小樽FCの活動を通じて、お世話になった北海道や子供たちに元気や夢を抱いてもらえるような活動をしていきたいと思っています。今後は、小樽でのサッカー教室など、みんなが楽しめる交流の機会があると嬉しいです。是非これからも小樽FCの応援を宜しくお願いします」(黄川田賢司選手)
 次回の試合は、Jリーグのプロチームも出場する天皇杯の北海道予選も兼ねた知事杯小樽地区予選。6月7日(日)から、望洋サッカー場で開催される。(写真提供:小樽FC)
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