祝津の夜に浮かぶ鰊番屋や倉庫群 期間限定のライトアップ

 鰊漁で栄えたかつての小樽の栄華を物語る祝津地区の鰊番屋や倉庫群が、ライトアップされ、静かに初夏の小樽の夜を彩っている。
16日(土)から始まった番屋や倉庫群のライトアップは、5月23日(土)・24日(日)に開催される「おたる祝津にしん祭り」(同実行委員会主催)の関連イベント。

 鰊漁で栄えた祝津地区は、全道で一番鰊番屋が残っていると言われ、手宮から祝津に抜ける道道小樽海岸公園線は、通称”番屋通り”とも呼ばれている。
この通り沿いに建ち並ぶ鰊番屋や倉庫の13棟が、1棟ずつ光りを当てられ、かつての栄華を浮かび上がらせている。
現在まだ使われているものや、廃屋に近い番屋などが、それぞれ、オレンジや緑のライトに照らされ、いつもは暗い番屋通りを、明るく輝かせている。
ライトアップは、24日(日)の19:00~21:00まで。
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