小樽のGW 飲食施設の利用15.2%減


 小樽市は、15日(金)、ゴールデンウィーク期間中の観光施設等の利用概況を発表した。
 市が調査したのは、観光・宿泊・飲食の31施設。期間は、4月28日(木)から5月6日(水)までの9日間。

 観光施設は、17施設のうち、8施設が前年より増加、2施設が前年並み、7施設が前年より減少となり、全体で0.9%の減となった。
 宿泊施設は、7施設のうち、4施設が前年より増加、3施設が減少し、全体で1%の減。
 飲食施設は、運河周辺と寿司屋通りの7施設のうち、3施設が増加、4施設が減少し、全体で15.2%の大きな減少となった。
 市は、「今年のゴールデンウィークは、例年にないほど天候に恵まれたことや、後半が5連休だったこと、高速道路料金のETC割引制度の開始やガソリン価格が前年より安価となったことによる自家用車での外出の増加など好転要素が多く、調査施設の半数以上が前年比増の結果となった。しかし、その反面、リーマンショックに端を発した世界的な経済不況により、外国人観光客の来樽が大きく落ち込み大幅減となった施設もあった。全体としては、観光施設・宿泊施設が前年並み、飲食施設は減という結果となった」としている。