大荒れの小樽の海 押し寄せる高波 


0514-1.JPG 5月14日(木)、北海道を通過中の気圧の谷の影響で、小樽に強風が吹きつけた。小樽の海は大荒れとなり、港を100年にわたって守り続けている北防波堤に、次々と高波が押し寄せた。
 札幌管区気象台は、16:08現在、後志北部に「強風、波浪、霜注意報」を出した。北の風が強く、最大風速海上18m、陸上13m、海の波の高さ4mのため、突風・高波に注意をと呼びかけた。
 小樽の海は、大シケとなった。港外では、高波が次々に押し寄せた。北防波堤にぶつかると砕け散り、白波が次々と上がった。港外の貨物船は、この高波で激しく上下に揺られていた。0514-2.JPG
 16:00になると市内の気温が急に下がり、18:00には6:0℃を記録した。この影響で、冷たい風が市内に強く吹きつけ、市内を歩く人たちは、「春なのにすごい寒さ」、「まるで冬みたいに冷えている」と体を丸め、足早に目的地へ向かった。
 同気象台は、15日(金)朝は気温が下がり、霜が下りるおそれがあるとしているが、次第に高気圧に覆われる見込みとしている。
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