小学校と保育所でノロウイルス感染


 市内の小学校と保育所で、ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎が発生していたことが、4月14日(火)に分かった。
 小学校での感染症の発生は、学校医から、4年生36人中5人が欠席し、腹痛・嘔吐の症状を呈しているとの連絡が10日(金)に、市保健所(富岡1)にあったことから判明。
 同所が調査を行い、5人の検便を行った結果、4検体からノロウイルスが検出されたことから、ノロウイルスによる感染性胃腸炎と判断した。
 保育所での発生は、複数の園児が嘔吐・下痢・発熱などの症状をしていると連絡が10日(金)にあり判明した。調査の結果、2人のうち1人の検体からノロウイルスを確認したことから、ノロウイルスによる感染性胃腸炎との判断に至った。
 市保健所所では、小学校・保育所とも、現在、感染経路を調査中とし、児童や職員の健康状態の把握、手指の洗浄・施設内の清掃・消毒の徹底など、感染拡大防止のための指導を行ったとしている。