市の人口13万5,500人に


 小樽市の人口が13万人台に突入してから2年、4月7日(火)に発表された住民基本台帳によると、2009(平成21)年3月末現在の人口は13万5,500人となったことが分かった。
 市の人口のピークは、1964(昭和39)年9月の207,093人。以後、1994(平成6)年に15万人台、2001(平成13)年に14万人台、2007(平成19)年に13万人台となった。
 この40年で約7万人の人口が減少したが、近年は1994(平成6)年から2001(平成13)年までの7年に1万人減、2001(平成13)年から2007(平成19)年までの6年に1万人減と、減少が1年早くなっている。
 今度は、2007(平成19)年に13万人台に突入してから、たった2年で1万人の約半分の5,000人が減少した。単純計算で、これまでの最短の4~5年で1万人が減少し、12万人台に突入するのも従来よりは早そうだ。
 市の総合計画では、2010(平成22)年に132,746人、2015(平成27)年に122,538人、2020(平成32)年に111,695人と予想している。「効果的な施策として企業誘致の強化による新たな雇用の場の創出を図るとともに、市外からの移住促進に努めます。また、市民がこの『まち』に愛着を持ち、生き生きと充実した生活を送れるよう、地場産業の活性化や新たな起業による働く場の確保のほか、子どもを生み、育てやすい環境づくりなど、各施策を総合的に展開することにより、人口減少を最小限にとどめるよう努めます」としているが、一向に具体的な施策が見えず、人口減少に歯止めがかからないのが現状となっている。
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 小樽市住民基本台帳(2009年3月末)