5公立高で合格発表 潮陵・工業で定員割れ


gokakukoko.jpg 小雨模様となった3月17日(火)10:00、市内5公立高は、一般入試(推薦含)の合格者を一斉に発表した。
 公立高の一般入試は、4日(水)に小樽潮陵・桜陽・工業・商業・水産の5校で行われ、871人が試験に臨んだ。
 小樽桜陽高校では、10:00の発表前に、受験生たちが心配顔で正面玄関に集まった。学校担当者が、受験番号の一覧を書いた紙を貼った掲示板を正面玄関に発表すると、受験生たちは、緊張の面持ちで一覧を覗いた。自分の受験番号を見つけると、「よっしゃ」、「やった」などと声を上げ、仲間たちと喜び合った。親に携帯電話で知らせたり、受験番号を写メールするなど、合格を実感していた。
 末広中の松井佳宜さん(15)と太田すみれさん(15)は、「自信はあったのでなまら嬉しいです。高校生になったら、生徒会活動やバイトを頑張りたい」、「あまり自信がなかったのですごく嬉しい。たくさん友達を作って高校生活を楽しみたい」と喜んでいた。
 小樽桜陽の合格者は、定員の240人(推薦含む)となった。商業、小樽水産でも、定員の160人となった。
 小樽潮陵では、募集280人に対し、合格者が273人と定員割れで、「詳しい資料はないが、定員割れになったということは聞いたことがない」(同校)としている。
 また、工業でも、合格者が電子機械科35人・電気科36人・情報技術科30人・建設科33人の計134人と、各科定員40人・計160人を下回った。
 定員割れとなった潮陵と工業の2校では、2次募集を行うことにしている。募集は、3月25日(水)9:00~27日(金)12:00で、合格発表は31日(火)までに行われる。
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