『小樽に建てたい建物』設計コンペ 表彰式


kogyokonpe.jpg 「『小樽に建てたい建物』設計コンペ」(北海道建築士会小樽支部主催)の表彰式が、27日(金)17:30からニュー三幸(稲穂1)で行われた。
 この設計コンペは、同支部(野々瀬雅昭支部長)の40周年記念事業の一環として行われた。「若い生徒たちの図面を見てみたい」と、小樽工業建設科・3年生27名を対象に実施。
 この中で、歴史館や教会、新・小樽駅、特別養護老人ホーム、スケート場など、ユニークで現実的な建物を設計した8名が、最優秀賞・優秀賞・佳作・努力賞に入賞した。このほど、8名の表彰式が行われた。
 野々瀬支部長が、「かなり優秀な作品ばかりだった。最優秀賞の小林直智くんは、高校生建築デザインコンクールでも最優秀賞に選ばれる実力の持ち主。感心している。このコンペの参加によって、技術を磨き自信につなげてもらい、社会で役立てるようにしてもらいたい」と挨拶。入賞者8名にそれぞれ賞状を手渡した。
 最優秀賞に選ばれた小林くん(18)は、「とても嬉しい。北海道工業大学に進学し、将来的にはゼネコンの仕事に就きたいと思っている」と意欲を見せた。
 現在、同支部と建築士会では、引き続き来年も同コンペを実施するか検討するための委員会を立ち上げ、秋頃までに結論を出すことにしている。
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