荒天で飛行機欠航 小樽運河に閑古鳥


air1.jpg 荒天の影響で、新千歳空港発着便の大半が欠航した。このため、2月17日(火)の小樽市内の観光スポットは、大半が閑古鳥が鳴く、寂しい一日となった。
 この日の北海道付近は、冬型の気圧配置が強まり、各地で雪や強風が吹き付けた。小樽市内でも、午前は吹雪いたり、海上では高波が防波堤に次々押し寄せた。
 午後からは、比較的穏やかな天候となったが、頬を刺すような冷たい風が吹いた。例年、雪あかりの路終了後の観光名所・小樽運河や堺町通りは、観光客の姿はまばらとなるが、この日は、「それ以上に少ない」(観光関係者)と嘆いていた。
air2.jpg 小樽運河浅草橋街園で、人力車に観光客を乗せる車夫たちは、「雪あかりの時期が終わると、急に寂しくなるが、今日は、午前から飛行機が止まっているので、全然観光客がいない」と、体を動かして寒さを凌いでいた。
 17日(火)午後の便で韓国に帰国する予定だった雪あかりの路のボランティアスタッフ「OKOVO」も、この欠航の影響で長時間の足止めを食っていた。「最悪な天気でまだ千歳空港です。19時に出発しますが、まだ分かりません」(ジョン・ヒボム)とガックリ。
 新千歳空港ターミナルビルでは、「新千歳空港天候不良により、出発・到着時刻の遅れや欠航便が発生しております」とホームページに掲載。各航空会社もそれぞれ欠便や遅延についての情報を掲載している。
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