市総合計画審議会 市長に意見を答申


 小樽市総合計画審議会(秋山義昭会長)は、昨年12月に市が示した「『第6次小樽市総合計画』基本計画(案)」に対して審議を行い、2月17日(火)に山田勝麿市長に意見を答申した。
 小樽市総合計画は、市の「市民と歩む21世紀プラン(小樽市総合計画)」を見直すことを目的に策定作業が進められている。急速に進む少子高齢化や人口減少、財政状況などの変化に伴い、旧計画との差が生じ、新たな見通しを示して今年度中にまとめることにしている。
 この計画の策定のため、市は、アンケート調査や各種懇談会の開催などを行っている。また、市議会議員や民間団体の代表者、学識経験者などで作る「小樽市総合計画審議会」を設置している。
 同審議会は、「『第6次小樽市総合計画』基本計画(案)」に対しての意見を取りまとめ、17日(火)、市長に答申した。「第6次小樽市総合計画 基本計画(案)」(PDF 790KB) 
 答申書は、A4サイズの3ページ。計画全体に対して「成果指標の目標値について、事実上同義と思われる数値や文言の表記が混在しているので統一性に配慮されたい」と指摘。このほか、まちづくりの5つのテーマに沿って、それぞれの意見を添えている。
 市は、この答申を受けて、庁内で検討を進め、基本計画を決定する作業を行う。
 新しい小樽市総合計画の策定に向けて
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