小樽港に高波 「大雪、風雪、波浪、なだれ注意報」


0217-1.jpg 100年以上もの間、小樽港を守り続けている北防波堤に、白い高波が次々に押し寄せている。
 2月17日(火)、北海道付近は冬型の気圧配置が強まっており、小樽市内に強風が吹き付けている。
 札幌管区気象台では、17日(火)05:55に、小樽を含む後志北部に「大雪、風雪、波浪、なだれ注意報」を出し、「石狩中部と後志北部・羊蹄山麓は17日夕方まで12時間降雪量30センチ。大雪による交通障害やなだれ、石狩中部・南部と後志北部・西部の陸上はふぶきによる交通障害、石狩北部の海上を含め突風や高波に注意」と呼びかけている。
 小樽港の北防波堤に、高波がぶつかると、白波が高く打ち上げられ、時折、強風に吹かれた雪が市内に散っている。
 同気象台の天気概況(04:58)によると、「17日は、石狩・後志地方は雪でふぶく所があるでしょう。18日は、後志地方は曇り時々雪が降る見込みです。海の波の高さは、17日は、後志地方は5メートルのち2.5メートルと朝までしける見込みです。18日は2メートルから2.5メートルとやや高いでしょう」としている。