「第二回小樽雛めぐり」 10会場でスタンプラリー


 歴史香る小樽の雛を訪ねませんか?
 市内の人形店や博物館など10会場が参加する「第二回小樽雛めぐり」が、2月21日(土)から3月3日(火)まで開かれる。
 このイベントは、「雛人形を通じて小樽伝統の文化や人々の暮らしに思いをはせることが出来れば」と、雛人形の修復などを行う人形の瀧本(入船1)の呼びかけで、2008(平成20)年に初めて開催された。
 同店が、旧住吉中学校にあった豪華・御殿飾りを修復して、2007(平成19)年秋に一般公開したところ、市民から雛祭りの期間にも展示して欲しいとの声が集まり、市総合博物館や文学館、喫茶店など5会場で、江戸時代や大正時代などの雛人形を展示した。延べ1,000人以上の市民が、各会場を訪ね歩き、好評を博した。
 今年は、参加する会場を一般公募し、昨年の2倍の10会場に増えた。前回参加した博物館、同館運河館、文学館、人形の瀧本のほか、新たに桜陽高校や田中酒造、乙女のきもの、れんげ洞、大正カフェ雨情、アリスビューティコンプレックスが参加することになった。
 明治・大正・昭和の歴史深い雛人形の展示のほか、お茶会や雛人形の話、アンティーク着物の試着など、参加施設独自のイベントも企画されている。着物を着て会場を巡るとお茶菓子サービスもある。
 協同企画として、スタンプラリーとともに、各会場でオリジナル百人一首を来場者に配布する。10会場のスタンプを集めると、この百人一首が揃ったシートが抽選で10名に当たる。
 事務局では、「観光都市小樽として住民あげての街の活性化の取組が、新たな小樽の魅力の発信になると考え、雛人形を通して市民にも小樽の魅力を再確認してもらいつつ多くの人に小樽を訪れてもらいたい」と市民や観光客の来場を呼びかけている。
 問い合わせ:0134-22-8277 事務局(人形の瀧本・進藤)
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