市内に広がるロウソクの灯り 雪あかりの路


雪あかりの路の開幕(2/6)に伴い、メイン会場のほか、市内の町会や学校、商店街などの”あかりの路”会場にも、やわらかなロウソクの灯りがともされている。 関連記事
市内の中心商店街では、期間中、アイスキャンドルやスノーキャンドルを灯し、買い物客をはじめ観光客を楽しませている。中でも、JR小樽駅前の都通り商店街では、赤や緑、黄色などのカラフルなアイスキャンドルの灯りを見ることが出来る。約300mのアーケード内にずらりと一列並び、例年とは一味違った雰囲気を演出している。小樽商科大学の学生の協力で、ライブイベントなども行っている。 関連記事 動画

 今年創立100周年を迎える手宮西小学校(清水町5)では、7日(土)、児童たちや教師たちが協力して、”雪あかりの校庭”を実施。校舎前のミニグラウンドに、雪のオブジェやスノーキャンドルを作り、ロウソクの灯りを照らした。花火大会も行われ、雪あかりと花火の光りの饗宴で、来場者たちを楽しませた。 関連記事

(写真提供:手宮西小学校百周年実行委員会)

 朝里地区では、期間中、森と川の2会場を用意。森の会場は、白い雪が深く積もる森林にロウソクの灯りをともす。静寂とともにロウソクの優しい灯りで癒しの会場ともなっている。川の会場は、朝里川のせせらぎと灯りで来場者の耳と目を楽しませている。 動画

 朝里の高速道路インターチェンジ入り口付近には、NEXCO東日本によるあかりの路会場もある。ロウソクの灯りのほか、出入口を行き来する自動車のヘッドライトも煌き、独特の雰囲気を醸し出している。 動画

 JR銭函駅では、10日間、小樽方面のホームに、銭函や雪だるまのオブジェが飾られている。札幌ー小樽間の乗客たちも窓から眺められる。 動画

 桂岡団地町会は、7日(土)・8日(日)の2日間、会館の周囲に作ったスノーキャンドルや可愛らしいオブジェにロウソクを点灯した。来場者には、豚汁などを振る舞い、中にはカラオケを披露する人も。 動画

 桜ロータリー横の桜ふれあい会館では、6日(金)から8日(日)までの3日間、あかりの路会場を行う予定だったが、大雪となった最終日は点灯を断念。2日間だけの開催となったが、地域の高齢者たちが懸命に作り上げたオブジェの周りで、小さな子供たちが雪と戯れる様子が見られ、和やかな雰囲気を演出していた。

(写真提供:桜ふれあい)

 15日(日)までの期間中、市内各地で予定されるあかりの路会場には、順次、スノーキャンドルやオリジナルのオブジェにロウソクの灯りがともされる。