小樽セントラルクリニック 脳ドックに団体割引


 脳神経外科・小樽セントラルクリニック(富岡1・新谷俊幸院長)は、脳卒中の予防のための「脳ドック」を市民が受けやすくするため、今年1月から団体割引サービスを導入した。この結果、すでに昨年の受診者数を超える割合で、団体利用者が増加している。
 脳卒中は、脳梗塞やクモ膜下出血などの総称で、「多くの場合、一度発症すると重篤な結果を招きかねない恐ろしい病気」。日本人の死亡原因の上位を占め、患者数が増加傾向にある。30~40代の人でも、未破裂脳動脈瘤や無症候性脳梗塞が発見される例もあり、発症年齢は年々低下している。
 このため、同院では、「脳卒中は、予防可能な病気です。人間ドックと同じように、脳ドックの受診を」と、脳ドックの定期的な受診を呼びかけている。同検査を受診することで、危険因子を早めに発見することが可能で、対策や治療を施すことが出来る。
 脳ドックシステムは、完全予約制で、受診のための待ち時間がなく、受診後の診察もなく、そのまま帰宅出来るのが特徴。検査結果は、後日、郵送で院長の診断結果を添えて郵送で届けられる。オープン式のMRIを使用しており、圧迫感もなく閉所恐怖症の人でも利用出来る。
 これまでは1名25,000円(税込)となっていたが、1月からは、3名以上で1割引の22,500円、5名以上で2割引の20,000円、10名以上で3割引の17,500円と団体割引を導入。結果、昨年の受診者数を超える勢いで団体予約が入っているとしている。
 脳ドックの受診は、電話・FAX・メールで対応している。検査予約時間は、月・火・木・金が15:00~16:00、水・土が10:30~11:30となっている。詳しくはこちら
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