市内商店街で初売り 新春イベントに列

サンポート商店会
都通り商店街
サンモール一番街

 1月2日(金)、小樽市内の中心商店街に威勢の良い太鼓の音が響いた。有力商店街の初売りがスタートし、買物客たちは、福引大会やお汁粉サービスなど新春イベントを楽しんだ。
JR小樽駅前の長崎屋1階のサンポート商店会では、長崎屋小樽店と合同で初売り福引大会を開催。3,000円分で1回抽選することができ、市民たちは、買物袋を下げながら、福引会場を訪れ、運試しに興じていた。
11:00からは、年賀はがきの下1ケタの番号で当たる、干支ぬいぐるみ抽選会が行われた。先着200名限定のため、買物客たちは、30分前から長い列を作った。中には、子供の姿も見られ、抽選箱から大きなぬいぐるみのB賞を引き当てると、「イエーイやった」と声を出して喜んでいた。市民たちは、次々に抽選を行い、あっという間に丑のぬいぐるみがなくなった。 こちら
都通り商店街では、11:00からうしお太鼓の初打ちが行われた。会場となった石川屋前には、大勢の市民が太鼓のメンバーを囲んだ。「よっ」と威勢良い掛け声とともに力強い太鼓の音がアーケードに響き、老若男女のメンバーたちは、見事な撥さばきを披露し、商店街の初売りを盛り上げた。おしるこや甘酒のサービスも行われ、観客たちは、冷えた体を温めながら、打演を楽しんでいた。
また、お年玉付き年賀はがき”下2ケタ21″で都通り商品券1,000円分が当たるお年玉企画には、買物客たちが一斉に集まり、次々にプレゼントと交換をしていた。 こちら
サンモール一番街では、13:00から小樽太鼓衆「鼓響」が初打ちを行い、持ち味の足腰で打つ迫力ある打演を披露。買い物客から、「迫力あるわ」、「すごいね」と歓声と拍手が送られていた。
「鼓響」による餅つき大会も行われ、「よいしょ」、「よいしょ」と掛け声がアーケード内にこだました。会場に訪れた子供たちも餅つきに挑戦。大人と子供が協力して、杵を上下して餅をつき、正月らしい和やかな光景が広がっていた。つきたての餅には、あんやきなこがつけられ、参加者たちは、ほっぺたを膨らませて「やわらかくておいしい」などと舌鼓を打っていた。 こちら
各商店街では、正月期間、福引大会や運試し抽選会などを継続する。
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