秋晴れの下、どんぐりの苗づくり 千年の森プロジェクト


potnae1.jpg 秋晴れとなった10月19日(日)10:00~16:00、朝里ダム湖畔園地(テニスコート横)で、“北海道”千年の森プロジェクト(中村全博理事長)の「里親プロジェクト・どんぐりの苗づくり」が行われた。
 同会は、地球環境保護の重要性を小樽から世界にアピールするため植樹事業を行っている。今回は、3年後の植樹に向けて、子供や大人たちが、市内各地で拾い集めてきたどんぐりの苗づくりを実施した。
 2年目となった苗づくりには、市民やボランティア団体など約30人が参加した。快晴となったこの日、朝里ダムには、強い陽が差し込んでおり、屋外での絶好の作業日和となった。
potnae2.jpg 参加者たちは、赤土・黒土と火山礫を混ぜた土を、30×45cmの発泡スチロールに入れ、どんぐり18個程度散りばめて土を被せて、手際よく次々に作業を進めた。約100箱の苗づくりを終えると、今度は、小さなポット苗作りを行い、合計約1万個分を作り上げた。
 完成した苗は、市内の障害者施設や会員企業、参加者の自宅などで育てられる。3年後に約20~30cmの苗に成長すると、森づくりのために、市内の適地に植樹される。
 苗づくりを終えた参加者たちは、今年6月に同所に植樹した19種類の苗木5,000本のメンテナンスを行い、1000年の森が強くたくましく育つように願っていた。
 関連記事