ぶん公の生きた時代振り返る「火災予防フェア」


bunko.JPG 小樽が誇る名犬「消防犬ぶん公」が生きた時代や火事・防災に活躍した人々を紹介する「火災予防フェア」(市消防本部主催)が、15日(水)から18日(土)までの4日間、運河プラザ(色内2)で行われている
 火災予防運動期間(10月15日~31日)に合わせ、15日(水)から17日(金)10:00~15:00までの3日間は、住宅用火災警報機広報用資材や消防犬ぶん公の資料、歴史的消防機器が展示される。最終日の18日(土)は、メモリアルコンサートなどが行われる。
 当時の勇ましい姿のまま保存されているぶん公の剥製とともに、絵本の原画や当時の新聞などを展示。手動サイレンや警鐘、防火兜、刺子なども並べられ、当時の様子を紹介するパネルもある。「担当する若い隊員は、出動走行中の消防車から振り落とされないよう、片手で車につかまりながらサイレンを回し、警鐘を打ち鳴らした」などと紹介している。
 最終日の18日(土)10:00~15:00は、ぶん公の絵本原画移管セレモニーや明治時代の小樽消防組のお話、メモリアルコンサートが開催される。桂岡少年少女合唱団による「ぶん公の歌」や金管五重奏、古畑亜紀(トランペット)・加藤香緒里(ピアノ)の演奏が行われる。
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