急激に冷え込む小樽 11月中旬並の寒さに


 北海道に入り込んだ寒気の影響で、10月27日(月)の小樽市内は、急激に冷え込み、11月中旬並の寒さとなった。
 この日の最低気温は3.6℃、最高気温は8.0℃。昨日の最低5.5℃、最高16.0℃と比べると、最低は1.9℃・最高は8℃も低く、11月中旬の平均最高気温7.4℃並に近づいた。
1027.JPG 27日(月)は、一日中曇り空で、時折、雨が降る肌寒い天候となった。早朝、ウォーキングしていた市民によると、早くも天狗山に霜が下りてきたという。天狗山ロープウェイを運営する中央バス観光商事は、「早朝は確認できたが、雨が降ってすぐ消えた」としている。
 市内の観光名所小樽運河・浅草橋街園にある温度計では、11:30でも7.9℃で、同所を訪れた観光客は、記念撮影を済ませすると足早に去っていった。
 札幌管区気象台は、15:14に小樽を含む後志北部に「強風,波浪注意報」を発表。天気概況では、「石狩北部と後志北部・西部では、引き続き28日昼過ぎにかけて西の風が強く、海は波が高い見込みです。突風、高波に注意して下さい。北海道付近は気圧の谷の中で、28日にかけて上空に寒気が入る見込みです。27日夜は、曇りで時々雨が降るでしょう。峠や山間部では雪がまじる見込みです。28日は、曇りで、昼過ぎから時々雨が降るでしょう。夜には峠や山間部を中心に雪がまじる見込みです」としている。