新曲「祝津の女」を披露 歌手・長坂純一さん  


nagasaka1.JPG ヒット曲「石北峠」で知られる長坂純一さんが、10月27日(月)13:00、長崎屋小樽店で行われたFMおたるの公開録音にゲスト出演し、新曲「祝津の女」を披露した。
 長坂さんは、宮城県生まれの札幌育ち。下積みの修行を重ね、すすきので流しをしながら、歌手を目指した。1979(昭和54)年に「石北峠」でデビュー。現在までで46万枚を売上げている。
 北海道をテーマとした歌をうたい、レコード・CD・テープなどを発売した。デビューから20年、約10年間の闘病生活に苦しみ、一時は、「復帰は無理だろう」とも言われていたが、このほど、体調を回復させ復帰。今年4月から、FMおたるやFMラジオカロスサッポロで「長坂純一の歌謡曲だよ!人生は!」の番組のパーソナリティを務めている。
 同番組で、小樽をテーマにした歌を毎月1曲作っている。「小樽の良さを歌でPR」と、4月に「懐かしき人・小樽」、5月に「祝津の女」、6月に「そんな小樽が好きなのさ」など、9月までに6曲を完成させた。「小樽は大好きで、たびたび小樽に遊びに来ていた」(長坂さん)。
「喫茶”光”の あの時の
想い出、鮮やかに・・・ああ 懐かしき人・小樽」(作詞・杜 未来人)
「二度とあの日は 帰らない
あなたが恋しい 祝津の女」(作詞・杜 未来人) 動画
と、小樽にある店や場所、匂い、雰囲気をつづっている。
 この6曲の中から、11月1日(土)に、「祝津の女」と「南樽市場(ナンタ~ル市場)」を各500枚発売する。
nagasaka2.JPG PRを兼ねて、長坂さんは、27日(月)、長崎屋公共プラザでの公開録音にゲスト出演し、デビュー曲の「石北峠」と「祝津の女」の2曲を披露した。約30人の市民たちが、長坂さんの歌声に聞き惚れ、「生だと良いわね」、「祝津の女良い曲じゃない」と拍手を送っていた。
 小樽市では、「小樽の観光PRにつながる」(市産業港湾部)とCD発売を後援し、ジャケット内の歌詞カードの写真提供などを行っている。企画制作のミュージックワークス札幌・久保田康之代表は、「祝津の女は、小樽・札幌からリクエストが多かった。まずは、祝津の女と南樽市場の2曲を500枚ずつ販売する。売り切ったら、全国販売も行いたい」と意欲を燃やす。
 「祝津の女」と「南樽市場(ナンタ~ル市場)」は定価1,000円。FMおたる、観光物産プラザ「運河プラザ」で販売される。