市議会第3回定例会 予算・基本構想特別委開く


m3tokubetui1.JPG 小樽市議会第3回定例会は、9月19日(金)、市役所第2委員会室で予算及び基本構想特別委員会(斉藤陽一良委員長)を開いた。
 同特別委は、19日(金)から25日(木)までの4日間の日程で行われる。
 初日の総括では、自民党の山田雅敏委員は、病院問題で 「今後、また来年3月には、医療技術課長1名、看護師主査3名、助手1名、またさらに、関係者の話では、病院への不信感、また不安があり、来年には30名程度退職したいという看護師がいると聞いている」と質問。
 小樽病院・吉川勝久事務局長は、「職員の退職の話がありまして、病院への不安・不振という話がありましたが、色々な方がいまして、小樽市として病院事業を進めてきて、職員も新病院に向けてモチベーションを高めてきたが、その中で、一番危惧していた白紙に戻すことで医師をはじめとするスタッフが離散してくという危惧のもとに新病院の道を選択してやってきた。今回中断したときも、基本的には統合を止めたのではなくて、今後10年先どうなるかという不信感というより、不安がある。やはり、新病院を中断しておりますので、今後どういう形で病院の形をつくっていくのか、どういう風に進めるのかという道を、来年全適して事業管理者と進めていく中で、きちっと示すことによって、職員の今後に対する不信感、10年先保障がないような状態ですので、どうやっていくのか方針をきちっと示して、それでも辞めるという職員もいるかもしれないが、全体として頑張っていくことが一番大事」と答弁。
m3tokubetui2.JPG 同党の濱本進委員は、「特例債の話ですが、約18億円程度を見込んでいるという答弁がありましたが、細かく教えていただきたい」と質した。
 樽病事務局・小山秀昭次長は、「平成19年度には一般会計から特別繰入、不良債務となった時の銀行からの一時借入金の利子で4億2,000万円程度、問題となる経営努力分をどうみるかですが、職員給与カットで9億円程度、経費の削減で3億円、業務の効率化で1億円で、こういうのを合わせて18億円程度を要望してまいりたい」と答えた。
 このほか、各委員は、財政問題や福祉灯油、放課後児童クラブなどについて質疑を行った。
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