大作並ぶ小樽水彩画会展


suisaigakai1.JPG 創立60年の小樽水彩画会(笹川誠吉会長)の展覧会が、8月6日(水)から、市立小樽美術館(市民ギャラリー)で開かれている。
 同会には、現在、道展や市展、日本水彩画会などの会員が22名所属している。昨年は、60回の記念展を開催。小樽市文化団体協議会の文化貢献賞に選ばれた。
suisaigakai2.JPG 今年の展覧会は、文化貢献賞受賞記念として開催。会員が1年間で制作した40~60号の大作約50点を展示している。小樽や札幌の風景のほか、木の枝やプラスチック材を貼り付けたコラージュ作品なども並んでいる。レベルの高い会員たちの迫力ある作品が、会場に所狭しと飾られ、見ごたえある展覧会となっている。
 笹川会長は、「霧吹き状のスパッタリングや絵の具を垂らすドリッピングなど、色々な技法を使った作品を展示している。小樽はもともと、水彩が盛んで、60年も活動を続けている水彩画会には、レベルの高い会員が多い。このレベルの高い作品を並べる展覧会は珍しい」 と話している。
 同展は、10日(日)10:00~17:00(最終日16:00)まで。入場無料