後志経済レポート8月 「総じて停滞感」


 財務省北海道財務局小樽出張所の後志管内経済レポート(8月)がまとまり、HPで配信されている。
 この管内経済概要によると、「一部の動意があるものの総じて停滞感がみられる」 としている。
 観光については、「連休の並びが昨年と比較して飛び石となったことや、ガソリン価格の高騰を背景にマイカー利用を控える動きがみられたことなどから、総体ではほぼ前年並となった。なお、6月については、北海道洞爺湖サミットの開催による検問強化・交通規制等を懸念して、国内のツアー客や道内のマイカー利用客が減少しているとの声が聞かれた」。
 漁業では、「漁業動向(20年3月~5月)をみると、ホッケ、スケトウダラを中心に通期で好調な動きをみせたことから、水揚量、水揚金額ともに大幅に増加した。なお、漁船用燃料価格の高騰を背景として、漁業をとりまく経営環境の厳しさを指摘する声が聞かれている」 と発表している。
 しりべし経済レポートVol.48